妙高大煙火須弥山まつり

15:00〜　開会式

個性と情熱で時代を切り開く！まつりの幕開けです。！

15:30〜　須弥山太鼓演奏

須弥山太鼓保存会

新潟県妙高市、雄大な妙高山（越後富士）の麓で昭和50年に誕生した須弥山太鼓（しゅみせんたいこ）。この名前は、仏教で世界の中心にそびえる想像上の聖なる山「須弥山（スメール）」、すなわち妙高山を意味しています。

妙高の大自然と四季の移ろいをテーマに、地元の人々の情熱によって創作・伝承されてきた郷土芸能です。

16:00〜　賽ノ神

頸南森林組合

「丙午の邪気」を打ち払う 大煙火須弥山まつり 恒例行事

「塞の神」は、竹やワラで作った櫓に正月飾りなどを持ち寄り燃やす、小正月の伝統的な火祭りです。

「大煙火須弥山まつり」の恒例イベントとして行われるこの行事は、丙午（ひのえうま）の邪気を、炎の力で力強く祓い清める重要な意味を持ちます。

燃え盛る火は、穢れを清め、人々の家内安全、無病息災の願いを天に届けます。この火にあたったり、炙ったスルメを食べたりすることで、一年を健康に過ごせると信じられています。地域の絆を深め、新たな年を清らかに迎えるための、力強い伝統行事です。

17:30〜　手筒花火　仕掛花火

豊橋の手筒花火：炎を抱く勇壮な神事

愛知県豊橋市は、手筒花火発祥の地とされる、450年以上の歴史を持つ神事花火です。

「ハネ」の迫力: 最後に「ハネ」と呼ばれる筒の底が破裂する大音響と、下向きの炎で締めくくられ、観客を圧倒します。

竹筒を抱える勇壮さ: 揚げ手自らが竹の切り出し、火薬の仕込み、縄巻きまですべて手作業で行い、約1メートルの竹筒を脇に抱えながら火をつけます。

轟音と火柱: 轟音と共に高さ10数メートルにもなるオレンジ色の火柱が噴き上がり、揚げ手の身体に火の粉がシャワーのように降り注ぎます。この炎を浴びる姿こそが、五穀豊穣や無病息災を祈る奉納の儀式であり、最大の特徴です。

小千谷煙火興業の仕掛花火：夜空をキャンバスに変える芸術

新潟県長岡市などにほど近い小千谷市に拠点を置く小千谷煙火興業は、技術と芸術性を兼ね備えた打ち上げ花火や仕掛花火で全国的に知られています。

繊細な技術の結晶:「玉込め」と呼ばれる花火玉の製造において、夜空で光を放つ「星」を極めて精密に配置します。近年では、色の層を増やした「四重芯・五重芯」といった難易度の高い玉を生み出すなど、伝統と技術革新を両立しています。